健康と体調管理
症状から見る犬の病気
(2)便・尿がおかしい
尿の異常
考えられる原因:尿路結石、前立腺肥大、前立腺炎、膀胱炎、腎炎、膀胱・腎臓の腫瘍、循環器の疾患
便と同様、尿も健康のバロメーターです。
異常があればすぐに気づけるように、日頃から色、量、ニオイ、回数を把握しておきましょう。
容器に採取するコツも身につけておけば、いざというときあわてずにすみます。
排尿をする姿勢をしても出ない時や、いつもより量が少ない時 結石や腫瘍が原因の尿路閉塞の疑いがあります。
下腹部をさわると膀胱がパンパンに膨れ上がっているはずです。
結石は大きくなっていると手術が必要ですが、初期の段階なら内科治療や食事療法で治すことが可能です。
色やニオイに異常が見られる時は、膀胱や腎臓の炎症や腫瘍が考えられます。
軽度の炎症は薬で治療できますが、腫瘍ができている場合は手術や放射線治療を行うこともあります。
メス犬の場合は、子宮蓄膿症、子宮内膜炎などが原因で血が混じった尿をすることがあります。
また、ネギ中毒の場合も尿が赤茶色になるので、突然この症状が出た場合は、食べたものを確認しましょう。
尿がまったく出ない時は大変危険です。 出ないまま放っておくと尿毒症で死亡する恐れがあるので、すぐに病院へ行きましょう。

